▼キラキラ女性を気取ってみた(い)

フシギダネと意識低い系の日常

今年7~8冊目「手紙」「白夜行」東野圭吾

とにかくお菓子が食べたくて仕方がない。こればっか言ってる。

そんなこんなでちょっと前に読み終えた本の感想を書こうと思います。

 

ではさっそく、まずはこちら。

手紙 (文春文庫)

手紙 (文春文庫)

 

▽手紙 東野圭吾

 

強盗殺人の罪で服役中の兄から弟の元に毎月手紙が届く。しかし進学、恋愛、就職と弟が幸せをつかもうとするたびに「強盗殺人の弟」という運命が立ちはだかる。人の絆とは何か、いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き感動の名作。とのことです。

 

 

実は三月中旬頃には読み終えてたから、読んですぐの感想ではありません。が、何とも考えさせられる内容でした。難しかった。

あくまで小説として自分は関係ない第三者の視点で物語を読んでたけど、もし自分ならどうするかを大変深く考えさせられました。

 

私が弟君やったらこんな強く生きれるかな。

 

そして弟君が働く会社の社長さんの言葉

君のお兄さんは社会的な死を選んだようなものだ。しかしそれによって残された君がどんなに苦しむかを考えなかった。衝動的では済まされない。君が今受けている苦難もひっくるめて、君のお兄さんが犯した罪の刑なんだ。

我々は君のことを差別しなきゃならないんだ。自分が罪を犯せば家族をも苦しめることになる――全ての犯罪者にそう思い知らせるためにも。

 

なるほどと思った。

けど差別という言葉に寂しさ感じたし、自分がいる状況や立場によって考えは変わるよなって思った。

弟君の立場、周りの人の立場、それぞれの立場で思うことがあって、そのどれも間違いではないと思う。正しいかと言われればそれはそれで分からんけども。

後に弟君は妻と娘が被害にあい、初めて加害者とその家族と接して気付くこともある。

 

ただただ一生懸命生きる弟君の人生に惹かれる作品でした。

 

私みたいな若造にはまだまだ難しすぎる題材で、とても考えさせられた。

感動の名作という通り、確かに胸にきて泣いてしまいました。

 

 

続きまして、

白夜行 (集英社文庫)

白夜行 (集英社文庫)

 

白夜行 東野圭吾

 

背表紙に書かれている内容は…1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局事件は迷宮入りする。被害者の息子と容疑者の娘。暗い眼をした少年と並はずれて美しい少女は全く別の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする幾つもの恐るべき犯罪。しかし証拠はない。心を失った人間の悲劇を描く傑作ミステリー。

 

 

もう何も言うまい。

読んで下さい、ただそれだけ。

 

読み手によっても、この物語をどういうものとして捉えるか。

最愛の人なのか、魔性の女なのか、亮司と雪穂の真意は。

 

周りの人の視点で語られるから本人達の視点は一切ないから、本心が全く分からん。そこがまた想像力マックス働かされて脳に残る。

 

内容も内容だけに、読み終えた後はしばらくずーんとなりました。ずっと色々考えてしまった。あの時のあれはどういう想いでしたのかとか。

事件については刑事さんが推理を語ってくれるから多分それで合ってるとは思うんやけど、本人が言うてる訳やないから、「いや、もしかしたらこうなんちゃうか」とか「あれは実はこうやったんちゃうかな」とかめっちゃ考えてまうねん!

 

亮司は雪穂の為に何故そこまでできるんか。雪穂は亮司をどう思ってたんか。

考えすぎて夜も寝れん。しかしどんなに考えても何処にも答えはないし、人の考察をぐぐっては読む日々。なるほど~、そういうことか、って関心ばっかしてます。

 

語彙力なくてうまく言えんけど、本間に凄い本やと思いました。

ドラマと映画も観て、更に自分の考察を深めていきたいと思いました。ただ一人で観るとしばらく引きずるんで一人では観ません。

 

 

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追伸

数冊読んで思ったこと、私には行間を読むという能力はない模様。