▼キラキラ女性を気取ってみた(い)

フシギダネと意識低い系の日常

今年4冊目「赤い指」東野圭吾

私の読書ブームはまだまだ健在。

ある人に東野圭吾さんをお勧めされたんで、ひたすら東野圭吾さんの本を読んでます。

あ、お仕事も復帰しました。 

 

星5中、星4の評価とある人が言う。色んな家族のあり方や近代日本の課題を考えさせられる作品。ラストの怒涛の伏線の回収は時間を忘れさせてくれるそう。さっそく読みてぇと思ったから読んでみた。

 

※微妙にネタバレ有り

※ネタバレっていう程細かく書いてへんけど頭がきれる人なら感づいてしまうかも? ネタバレやだ、予備知識入れたくないねんって方はご注意願います※

赤い指 (講談社文庫)

赤い指 (講談社文庫)

 

「赤い指」東野圭吾

 

背表紙に書かれてた内容は、少女の遺体が住宅街で発見され、捜査上に浮かんだのは平凡な家族。「この家には隠されている真実がある。それはこの家の中で彼ら自身の手によって明かされなければならない。」刑事・加賀恭一郎シリーズ。謎めいた言葉の意味は?

 

お勧めされたから気になって、ネタバレ読まず全くどういった内容か把握せんまま読み始めました。

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うーん、難しい。現代社会の問題を目の当たりにするっていうか、うん。こういう問題って多く現実にありそうやなと思いました。

こうなってしまった家族の形とか心の問題は、誰が悪い訳でもないけど皆悪かったとも思える、そんな感じの印象でした。

 

ロリコン問題とか親との同居問題とか。

 

最後までその家族の一人息子である直巳については嫌悪感しかなかった。ひたすらイライラした。勿論、そうなってしまった原因は彼だけの問題ではないし、家庭環境とか彼を取り巻く環境がそうさせてしまったんかもしれんけど、それでもそれがあるから仕方ないねとはならんかった。

だって女の子は何もしてへんし、何も関係ない。たった一人のせいでその女の子の人生が終わってしまった事に、仕方ないねって終われるだけの理由はあるやろうか。

 

お母さんやお父さんの想い、おばあちゃんの想い、それぞれその立場になったら小説で描かれてるように行動してまうもんなんかな?私も子供産んだら分かるんかな?

お母さんの子供がただ大事で第一という想い、お父さんの家庭のややこしい問題に面倒に思う気持ち。

 

ただおばあちゃんの気持ちを周りから語られる事はあっても、おばあちゃんから直接語られる事が最後までなかったんが、余計胸にきた。

おばあちゃんの気持ち想像すると悲しいだけじゃ表せんよなぁ。寂しい、悲しい、やるせない、そんな気持ちを感じました。

 

 

また事件とは別に加賀刑事のお父さんとの関係。甥っ子刑事の心情。

そこまたとても魅力的で面白かったです。

 

そんな内容も現実的でとても考えさせられる題材でした。

私は阿呆やからか自分の中で伏線の回収ができんくて、ていうか伏線を感じ取る以前に内容に胸が一杯でそれどころやなかった(笑)

加賀刑事が推理していく部分は淡々と読んでました。どうやって崩していくんか、どうやって真実を明かすんか、そこを自分で推理することはできませんでした。内容に胸が一杯やったんです。(二度目)

 

推理力を働かせつつ読むと尚面白いと思います。私にはその技量がなかったので悔しいです、はい!

 

事件はちょっと胸糞悪くてすっきりせんけど、最後は加賀刑事の話で終わるから「あぁ、良い終わり方…。」っていうのが読み終わってすぐの感想でした。

その加賀刑事とお父さんとの関係性、一概には言えんけど私は最後の最後で素敵な関係やなぁって思いました。そういう家族の形も有りやと思いました。

 

家族を大切にしようと思うと同時に、自分は幸せな家庭で育ったと思います。感謝しかないです。ありがとう。